社内研修 施設系 【運動実践者育成講座】 (2018-08-11)

 施設系では「施設における運動実践者育成講座」という題目で研修を行いました。

 日々各施設でご利用者に機能訓練や介助を行っている中で「身体状況が悪くなってきたけど何が原因だろうか?」「どこを鍛えてどのように教えたらいいのだろう?」と感じていた方は多かったと思います。そこで今回は効果的な筋肉のつけ方や、高齢者に無理のない運動を知っていただこうとトレーニング後適切な休息をとることで筋肉量がアップする「超回復の原理」と「スロートレーニング」・「歩く、立つことのメカニズム」について講義を行いました。
 その後、実際にご利用者が行っているスクワットや踏み台を使った昇降訓練、ボール運動を正しい姿勢や筋肉の動きを意識して実践しました。少しの時間でしたが思いのほかの運動量で、参加者はほんのり汗をかいていました。

 今回の研修で、運動を提供する側としての知識や経験の大切さが解っていただけたかと思います。(研修講師より)


【左の写真】
 スクワットで下肢筋力を鍛えています。
 ご利用者の転倒に気をつけます。
【右の写真】
 ボールを足で挟んで力を入れることで、歩行の安定性と尿漏れ防止につながります。